車内放置で2歳の女児が亡くなった件について考える
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絶対忘れない、なんてことはないかもしれない
茨城県つくば市で17日、2歳の女児が車内に置き去りにされて熱中症で死亡した可能性があるという痛ましい事件。
父親は保育園に預けたつもりになっており忘れてしまったとのこと。
このタイプの置き去り事件、毎年1回は聞いている気がするのは私の気のせいでしょうか。
私は娘が出来る以前は「自分の子どもを忘れるなんてあり得ない!故意だ!」と決めつけていました。
ですが娘が生まれ、子育てにも慣れてきたころ、気づいたことがあります。
ヒューマンエラー
繰り返しの日常を過ごしていると、ふと娘の存在が頭からポーンと抜け出る瞬間があることを。
のどが渇いたと訴える娘にお茶をあげなくては、と思う一方で、お茶をあげたあとのこと(無くなりそうだから沸かさなきゃ、そのあとは自分の髪の毛をドライヤーで乾かして、そのあとは夕食の準備、たんぱく質は豆腐があるから…など)に気を取られてお茶をあげることを忘れたり。
ぼんやり考え事をしていて娘が視界から消えたことにも疑問を抱かなかったり。
私にはこの車内放置事件が他人ごとではありませんでした。
人は忘れる生き物で、失敗もする生き物です。
絶対に忘れない、と心に誓っても、忘れてしまうことってありませんか?
(勘違いしてほしくありませんが、別にこの事件の父親を擁護しているわけではありません。)
(これを教訓にしたいだけです。)
じゃあどうすれば良いかを考える。システムを作る
絶対に忘れない、と誓うことは一番簡単ですぐにできる方法です。
でもそれだけじゃ物足りない。
自動車会社も対策に乗り出しているようですし、持ち主とはなれるとアラームがなるグッズも販売されているのでそれを子供につけるのも手です。
あるいは、「習慣」を付ける。
ツイッターで見ましたが、こどもがシートに座っていないときは代わりにぬいぐるみを乗せておく。
シートに子供を座らせたら運転席の隣、助手席にそのぬいぐるみを移動。
車からおろしたらまたぬいぐるみをシートに移動。
これならぬいぐるみが助手席にいる=子供がいるのでエラーを起こしにくい。
個人的には、「声に出す」というのも意外といいかなと。
「こどもよし!」と小さな声で発言することで意識づけが出来るのでは。
子どもを守れるのは親。
システムを作って、自分の子どもも含めてこのような痛ましい事件が1つでも起こらないことを願います。
終わり。