産後クライシスが怖い
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産後クライシスとは
産後2、3年の間に、夫婦仲が悪化するという現象で、2012年にNHKが提唱した造語です。
ホルモンバランスの変化や産後の体調不良、孤独感など精神的な不安、夫の育児不参加(参加って言葉嫌いですが対応する言葉が思いつきませんでした)…。
様々な状況が渦巻いて夫婦仲が急速に冷え込んでいく状態を【産後クライシス】と言うそうです。
5月に出産した友人
5月に出産し、夏頃に帰省していた友人とランチの機会があったときのことです。
もう安定期に入っていたことから私の妊娠も伝えていたので話題は当然そっちの話になるのですが、彼女に言われたのが「産後クライシスには気を付けろ」でした。
彼女の旦那さんは、女系家族だったこともあり全く家事が出来ないそうです。
産後勤務形態が変わりシフト制になったことも相まって家事育児になかなか参戦できていないよう。
悪い人でないことは分かっているものの、泣き声を聞いても何をするわけでもなかったり、眠っている顔を見る度に毎日「離婚」の文字が頭を巡っているらしいです。
友人のいない土地に嫁いだことや、友人間で一番最初の出産だったこともあり相談出来る人が実母だけ。
その実母も仕事をしているので頻繁に連絡をとれるわけではないことから、相当参っているようでした。
私が妊娠したことで仲間が増えた、とさえ言っていましたから。
乗り越えるためには
最初は、「夫の事大好きだし大丈夫だろ」と思っていたのですが友人の話を聞くと怖くなりました。
というか今でさえ、お腹が重くなって動きづらくなってからは夫がごみをゴミ箱に捨てなかったり、出しっ放しにしていると「私の仕事を増やすな」と以前よりイライラする頻度が増えているのに…。
たぶん、いや確実に産後クライシスに襲われると思います。
そこで思ったことが、まずは以下のことを忘れないということ。
・スマホゲームに夢中な男性に対して「ゲームより子どもを見ている方が確実に面白いと思うんだけどな」と言っていたこと。
・毎回妊婦健診に行く私を案じていたこと。
・妊婦であることで不要な事件、事故に巻き込まれないか怖がっていた私を馬鹿にしなかったこと。
・情緒不安定でぐずっていると何も言わず仕事終わりでしんどいはずなのに食事の準備を手伝ってくれたこと。
夫も夫でストレスがあるのに気遣ってくれていた日々を忘れないようにしようと思います。
とはいえそれって中々難しいですが…。
子どもが出来たんだから疲れてようが夫も育児するのって当然なんですけどね。
あとは、
・性格的に産後クライシスになる、と宣言。
・ムカつくことはすぐ口に出して解決するようにする。溜めない。
これを実行したいと思います。
宣言については既に数回発言済みです。
定期的に、こういうことがあるらしい、と軽く情報提供して心づもりをしてもらっています。
なっていないことを憂いても意味ないかもしれないけど・・・
いきなり不満やイライラをぶつけられる方もたまったもんじゃないと思いますが、産後クライシスについて理解を深める事も妻への配慮ですよね。
365日24時間命を守る仕事をするのです。
相互理解が必要だと思い知らされた友人の話でした。
終わり。