土井善晴先生の「一汁一菜」という言葉に全私が泣いた
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普段から一汁三菜作っているわけでもないのに泣きましたね。
ふいに思い出したので書いてみます。
料理自体大して好きじゃない
私は基本的に料理をすることが好きではありません。
基本的に、というだけで唐突に
・市販の焼くだけのやつじゃなくて自分で餃子を作りたい!
・なんかケーキつくりたい!
・クッキー?自分で作ろ!
・茶碗蒸し作ったろ!
と思うことはあります。
(思うだけで行動に移すのは年に数回)
実家に帰ると出てくるおかずの数に母親を尊敬するばかり。
私には一食で5品以上もおかずは出せません。
せいぜい米、味噌汁、サラダ、メインの肉か魚です。
兼業の時なんかご飯を作っている最中はいつもイライラしていました。
そんな時に出会った「一汁一菜」の言葉。
もう大分前に料理研究家の土井善晴先生が提唱したスタイルです。
料理が負担になっている全ての人が救われる言葉じゃなかろうか
一汁一菜の基本スタイルは「ご飯と具沢山の味噌汁」。
料理ってやったことある人は分かると思うんですが、結構な重労働。
体力を使う、という意味ではなく、栄養バランス考えたり色味考えたり、メインが濃い味付けだから箸休めがどう、とか。
頭と精神力が削られます。
仕事帰りなんかだと、せっかく頭を休められるところに「今日の夕飯は…」と考えるだけで爆発しそうです。
そんな中の一汁一菜。
切った野菜を味噌汁にぶち込んでしまえよ!
なんて心強いお言葉。
またそれを、プロが言うから安心感が半端なかったです。
「ああそれでよかったんだ」と何故かほろほろと泣いている自分が居ました。
いつの間にか自分で自分を追い込んでいたようです。
毎食でなくても
毎食味噌汁を飲んでしまうと塩分過多が気になるところなので(特に妊婦は)出来ないですが、夫が食べる夕飯くらいはそれで済ましてしまえば良いですよね。
(いや、世間では夫が食べる夕飯だからこそ手がこんでいるのか…。)
あとは、今日の夕飯は外食だー、とかならお昼は簡単に味噌汁に野菜入れまくるとか。
もはや味噌汁じゃなくても、鍋に出汁だけ作って野菜入れてミニ鍋作るとか。
洗い物も少なくなって一石二鳥です。
メインに魚でもあれば、見た目は品数が少なくても実はバランスが取れている…なんて嬉しい事です。
とにかく悩まずに栄養が摂れている状況がとっても素晴らしく、当時一番胸にきた単語でした。
終わり。