卵巣嚢腫で手術した件①
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卵巣腫瘍
先日、何年も前から片側の卵巣にある皮様嚢腫の切除のため1週間ほど入院してきました!
卵巣皮様嚢腫とは、片側あるいは両方にくっついた腫瘍で、その中身は油や髪の毛、骨などです。
捻転しちゃうと超激痛で、救急車呼んで緊急手術。
怖い怖い。
わりと前からありましたが、妊婦健診の際に8cm大に大きくなっているのが分かり、産後取ろうねとなったものです。
卒乳してからにしたかったので、昨年末に予約を取り今の手術となりました。
流れとしては、手術日の前日から入院→手術→数日の経過観察→退院という形でした。
結果を言うと無事終わりました。
ただ、3回ほど既に捻れており、癒着もしており想像よりは大変だったよとのこと。
お腹痛くならなかったの?と主治医には不思議そうにされました。
術前入院
入院日当日、コロナやインフルエンザも流行っているので駐車場で家族と別れ、受付へ。
娘ともここでお別れです。るるるー。
婦人科のナースステーションに声をかけて、部屋に通されました。
お臍の掃除、主治医による内診の他は待機だったので、ものすごく暇でした。
お臍、ぐりぐりと綿棒で掃除されて痛かったです。
食事も21時まではOKだったので、普通に夕食も食べてシャワーを浴びてテレビ見て就寝。
あ、下剤を飲みました。
全身麻酔だから便があると垂れ流しになっちゃいますもんね。
感染など起こったら大変。
この時は手術に対する緊張は全くありませんでした。
手術当日
午後からの予定でしたが、私のひとつ前の手術がキャンセルになって前倒しに。
9時前の朝イチでの手術となりました。
そして昨夜の下剤からのダメ押しの朝イチ浣腸です。
あのね…やっっっっっばかったです!!
下剤の影響は感じられませんでしたが、浣腸されてから5分、せめて3分は耐えろって言われて、ざけんなって思いました。
すぐトイレいっちゃうと浣腸の薬がそのまま流れちゃうので意味ないと。
穴を押さえながら、壁越しに生まれたての赤ちゃんの泣き声を聞くアンバランスさに泣けてきます。
(婦人科と産科の病棟は距離があるものの、同じフロアでした。)
無事やり過ごし、有休をとった夫と少し話し(主に浣腸のヤバさを)、いざ手術室へ。
歩けない、などはないので看護師さんと夫と歩いて手術室前に行きます。
夫とはそこでお別れ。
次に会うのは手術後です。
少し緊張しました。
手術室
手術室へ通されると、思った以上に人がいて少し気圧されました。
そして何かミュージカルでも始まるのかと思わせるほど全員が明るく挨拶してくれて、笑顔でした。
名前を聞かれたり、どこの部分の手術をするのか、アレルギーの有無、体の傷などを聞かれます。
その間も質問する先生はハキハキしていてとても爽やか。
問診が終わり、いざ手術台へ。
寝転び、腕に点滴や口元にマスク、おでこに何らかのシールが貼られていきます。
何をするにも一つ一つ「○○します」「ここから麻酔が出るよ」など、説明しながらでした。
ピリピリした空気だと思っていたのですがとても安心したことを覚えています。
今思えば、患者をリラックスさせるためだったと分かります。
無意味に緊張させて変な力を入れられても困りますよね。
不安に思ってしまう人も当然いるでしょうし、私もきっとそうだったと思います。
全身麻酔での手術だったので、いよいよ麻酔が流れます。
麻酔って酸素マスクから流れてくると思ってましたが違うんですね。
点滴から麻酔流れるよと言われながら、「そうなんだ~」と思いつつ意識を手放しました。
長くなったので一旦ここで終了です。
後日続きを書きます。