自治体の両親学級に参加した時の内容と感想
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6ヶ月に入った頃、夫と一緒に両親学級に行ってきたのでその思い出を書きたいと思います。
ちょっと長いです。
両親学級とは
妊娠はもちろん、出産、産後の育児についての知識や技術を学ぶための教室です。
妊娠中の母親だけを対象にした母親学級もありますが、こちらは基本的には父親になる旦那さんと参加することが多いと思います。
赤ちゃんのお世話関係の他に、妊婦さんの身体的・精神的な負担や変化についても勉強出来ます。
だいたいの産院で実施していますが、ベビー用品店などでも開催していたりします。
産院によっては【立会希望なら立ち会う人の参加必須】や【無痛分娩をするなら参加必須】など、通っている産院によって違うので要チェックです。
安定期に入り、自治体の両親学級へ参加
通っている産院では有料だったことや参加必須でもなかった為、無料の自治体主催のもので土曜日にやっている日があったので夫と参加しました。
15組参加で、席は全て埋まっていました。
土曜日という事もありお父さんもほぼ一緒に来ていました。
プログラムは、ざっくりまとめるとこんな感じでした。
・妊娠時の母体の変化、過ごし方
・赤ちゃんとの生活(ビデオ鑑賞)
・産後ケア
・妊婦体験(父親)、沐浴疑似体験
妊娠時の母体の変化、過ごし方
悪阻だったり、仕事のセーブや重い荷物を持たないように、など当たり前ですが大事なことを保健師さんが資料に沿って説明。
事あるごとに「パパはママが無理しないように常に家事や精神面をサポートしましょう」と念押しをしていました。
こういう学級に来る時点で意識は皆さん高いと思いますし、熱心にメモを取るパパもいましたが、1人だけ寝ているパパが居てドン引きしました。
せめて起きとけ?
赤ちゃんとの生活(ビデオ鑑賞)
抱っこの仕方や、授乳やおむつの頻度、ゆさぶられっこ症候群の危険性などをビデオで観ました。
中でも参考になったのは、「赤ちゃんは何をしても泣き止まないことがある」ということでした。
おむつ、ミルク以外にとにかく単に泣いているだけの時があるそうです。
そんな時、「自分の抱っこの仕方が悪いのかも」「母乳がうまく出せていないから…」など自分を責めないこと。
ただ泣いているだけなら(顔色が悪いなどは別)一旦別室に移動したり、イヤホンで音楽を聴いて赤ちゃんから離れる事がママの精神衛生上良い、ということでした。
リフレッシュ出来たら赤ちゃんに優しく出来るし、見えなかった原因が見えるかもしれない。
四六時中一緒にいるべきだと思っていたので目から鱗でした。
ビデオ鑑賞のあとは、現状の生活と、赤ちゃんが生まれたあとの生活を想像して紙に書き出して比較しました。
産後の生活を書く紙には赤ちゃんの平均的な生活リズムが書かれており、それに照らし合わせて家事などを入れていくと、寝れない・・・!?
専業主婦とはいえ、ねぇ私いつ寝るの?状態のスケジュールになりました。
これはまずい、と夫と分担してやるようなスケジュールに変更。
そういった行動を取らなければならないということを促すために取り入れてあるのかな、という感想を持ちました。
あやうく精神崩壊するようなスケジュールで生活するところでした。
産後ケア
これは自治体のサービスの案内や、マタニティブルーや産後うつ病の話など。
特に初産の人や、責任感の強い人は陥りやすいので要注意とのことでした。
妊婦体験(父親)、沐浴疑似体験
妊婦体験はよくある妊婦ジャケットをパパが着てママの大変さを身をもって知るものですが、休憩時間にやりたい人はどうぞ、という形だったので、お手洗いに行っている間に終わってしまい出来ませんでした。
今から参加する方で旦那さんにやって欲しい人は、ぜひ【ジャケットを着たまま仰向けに寝て欲しい】ものですね。
あと【床に落ちたものを拾うとか、段ボール箱を持ってみる】とか。
階段をちょっと昇り降りしただけで「余裕w」とか言われても困りますからね。
沐浴は、どちらがしても良かったのですが私は産院で実際やるので退院まで機会のない夫にやってもらいました。
3キロくらいある人形は、かなり重たく感じました。
こ、この重量の動くヒトを扱うのか…と不安に。
夫は年の離れた弟の面倒を見ていたこともあり、スムーズに出来ていました。
重労働なので、出来る限り夫にしてほしいと伝えておきました。
参加したあと
人見知りもあり、レジュメにはグループワークもあったのでちょっと気後れしていましたが、結果参加して良かったと思います。
(グループワークは時間の都合上なかった)
出不精という事もあってこの1回きりの参加でここまで来てしまったのですが…(笑)
帰り道すがらずっと赤ちゃんとの生活について話したり、沐浴体験時の写真を見返したり資料を読んだりして、夫婦で意識が高まったと思います。
終わり。