明日も晴れたら

2019年1月出産予定の初マタの妊娠生活です。→2018年12月30日に娘が生まれました。/たまに関係ないことも書きます。

妊婦加算。理解は出来るけど、少しの気持ち悪さが残る。

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「妊婦加算」という字面だけを見るとなんとも不穏なこの単語。

今朝のニュースで取り上げられていたようですが、これって4月から適用開始されてたよね?と今更感が少し。

 

妊婦加算とは(厚労省のHPより)

妊婦の外来診療について、妊娠の継続や胎児に配慮した適切な診療を評価する観点から、初診料等において、妊婦に対して診療を行った場合に算定する妊婦加算を新設する。

初診料 (新) 妊婦加算(時間外/休日/深夜) 75点(200点/365点/695点) 等

再診料・外来診療料 (新) 妊婦加算(時間外/休日/深夜) 38点(135点/260点/590点) 等

 

自己負担3割の場合初診で230円、最新で110円上乗せだそうです。

 

難しすぎて自分の中でも結論が出せない

個人的な意見としては、数百円払えば胎児と母体の安全(禁忌の薬を投薬されるなどのリスク回避)をはかれて、医者も加算金とるからには責任持って診てくれるなら良いのではと思うのですが。

 

 とはいえ自分が現在妊婦であることもあって、少々複雑です。

その評価金額を妊婦本人に負担させるのはどうなんだと考える自分もいます。

ぶっちゃけおめーらの言う少子化対策に貢献してるんだから国が負担しろよと。

 

難しい問題です・・・。

妊婦だからって全てにおいて優遇されるべきなんてことはないですし。

妊婦を診療する産婦人科以外の医療機関の負担は相当なものでしょうし。

 

ただSNS界隈を見ても知らなかった人が大半(もしくは知らなかった人が驚いて投稿しているか)なことを見るに、やっぱり説明がなさすぎる。

医療機関が不慣れだからとか、配慮のためになんていう上っ面の説明だけでは近い将来、加算されることを恐れて自分が妊婦であることを隠して診療を受けてしまう人がいるかも。

妊婦にとって禁忌となる薬の投薬や治療を施されるなんて事態が発生しそうです。

 

妊婦は制限や理不尽な目に遭うことが多い

妊婦加算が理解は出来るけど理不尽だと思う感情の裏側の一つに、日常生活における制限や理不尽が多いこともあると思います。

 

マタニティマークをつけるにも逡巡しなければならない。

・お腹の目立たない頃に公共交通機関の優先座席に座るだけで白い目で見られる。

・妊婦という弱者を狙った犯罪。

・「妊娠は病気じゃない(だから普段通り振る舞え)」「働いている人だっている」「避妊しなかったお前が悪い」という心無い罵倒。

・風邪をひいても薬を使えない。

・今まで出来ていた家事が、もっと言うと歩行自体が困難。

 

などなど数えだしたらキリがありません。

あと単純に一時金程度では費用面助かりません。出産したら国から1千万プレゼントされないかな。

 

そんな中の大して説明もない、「妊婦さんには一般医療機関受診でお金徴収しますー」という税金と勘違いしそうな制度が発足されると、例え数百円でも「は?」とはなるってもんです。

 

嫌でも妊婦はお腹の中の胎児を守らなくてはいけないんです。

なんだか子どもを人質にされているみたいで、多少の気持ち悪さがあります。

 

 

終わり。