はじめて母子手帳をもらった時のこと
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胎嚢確認をしたあと、母子手帳をもらってねと先生に言われました。
(母子手帳ってだいたい心拍確認のあとに貰うみたいですね。
この先生が異例っぽく、先生の内診のあとの助産師さんのカウンセリングでそのことを雑談気味に話すと驚かれました。)
期待しないで自己防衛する自分
市の保健センターに行って「妊娠したんで母子手帳欲しいんですけど…」とあまりスマートじゃない言い方をする私です。
暇そうな職員、「はわわ」とでも言いそうなくらい嬉しそうに、「おめでとうございます」と言って別室に通してくれました。
しかしながらその時6w4d。
しかも心拍確認は翌週。
化学流産だってあり得る週数です。
おめでとうございます、に曖昧にしか返せない自分がいたのが事実です。
喜んでしまって、駄目でした、となるとどうしようもないくらい悲しいじゃないですか。
基本ネガティブなのです。
席に着いて、いろんな書類を書きました。
市の助成のことや、出産してからのサポート体制のこと、予防接種のこと。
特に出産後の部分が多かったですがいろんなお話を聞きました。
ネガティブながら、母子手帳とマタニティマークをもらったときの気持ちは何とも言えない感動でした。
一生持つことは無いと思っていた手帳にマークです。
驚いたのが、私は結婚した際に母親から私の母子手帳をもらっていました。
予防接種の記録とかが必要だから、と。
その頃と比べて今の母子手帳には、母親が記入する部分が多い!
初めて胎動を確認したとき、つわりが始まった時、などなんでも書き込める「はじめて記録」なるもの。
週数ごとの妊婦の気持ち欄、など。
後日両家の母に見せると驚かれました。
マタニティマークはつけているとトラブルに巻き込まれるという話もありますが、一人の時に倒れたりした時、妊婦であることを分かってもらわないといけないので付けました。
今は最早隠せないほどお腹が出ているので関係ないか分かりませんが、初期の頃からすぐ隠せる位置、というか見えにくい位置につけています。
マークをつけているだけで絡まれたりするのは勘弁ですからね。
世知辛い世の中です。
そしていつから始まったのかは分かりませんが、父子手帳なるものもあり、そんなものもあるのかと驚きました。
夫婦で読み込む
なんだかんだ言いつつ、自分達の母子手帳・父子手帳は面白いものです。
父子手帳はいわゆる「イクメン」を促すための、週数ごとの母子の体の変化や、伴って父親になる男性がしなければならないことが記載されています。
指南書という感じでしょうか。
夫は、つわりの最中にキムチを食べたり「寝てばっかりで楽だな」と言ったりするような世に蔓延る最低な部類ではないです。
ですので、父子手帳に書かれている、
・重い荷物は持ってあげましょう
・高いところのものは取ってあげましょう
・自分でも料理、洗濯をしましょう
・常に妻の体調、精神状態を気にしましょう
というような、いわゆる「当たり前のこと」は言われなくても出来るので、「馬鹿にしているのか」と少々憤慨していました。
母子手帳には早速胎嚢確認についてを記載。
今では心拍確認・胎動確認についてを書いています。
今後無事生まれてからはじめて会った日のことや、はじめて母乳を飲んだ日、立った日などを書くのでしょう。
その日が待ち遠しくも少し怖い、そんな気持ちです。
終わり。